通常、醸造学上は2つの発酵が同時に進む事は危険とされ避ける。しかし、彼等にとっては果実の重さを出さずにバランス良く仕上げることができるとして好意的に考えられている。
『最良の葡萄でなければ最高のワインは造れない。最良の葡萄が手に入らなければその区画のキュヴェは造らない。格落ちさせる』
ヴェルジェでリリースされるキュヴェが毎年異なるのはその為。
『約60のキュヴェを造っている。多く感じるかもしれないが私にとってはたったの60 種』
ヴェルジェ・ド・シュッド
『ワインは自然の産物。だから常に変化する。造り手も飲み手も変わって行くべきだ。何も変わらないものを求めるならワインでない方が良い』
ヴェルジェを立ち上げてからおよそ10年後、彼等が次に挑戦したのは南仏「リュヴェロン」でのワイン造り。標高420m以上の高地にドメーヌを購入し、ジャン・マリー・ギュファンはここに移住。
『南仏の単純さは熟すまでの期間が短いことに起因している。標高が高いこの地域は南仏でありながらゆっくりと葡萄が熟す』
購入当時は適さない品種が多く植えられていた為、 大規模な改植を実施。グルナッシュやシャルドネなど7品種を植えている。南仏のワインも醸造はギュファン・エナン、ヴェルジェと同様。
■(ドメーヌ)ギュファン・エナン:マコンの自社畑のみ。
■(ネゴシアン)ヴェルジェ:ブルゴーニュの買い葡萄。
■(ドメーヌ)ギュファン・オ・シュッド:南仏リュヴェロンの自社葡萄のみ。
■(ネゴシアン)ヴェルジェ・ド・シュッド :南仏リュヴェロンの買い葡萄。