ソアーヴェについて
ヴェローナの西、約23kmにあるソアーヴェ村周辺、約5,650haもの広大なエリアが含まれるDOC。1931年の政令では丘陵地帯に限られていたソアーヴェの呼称はワインの世界的需要をうけ、1968年のDOC制定時にアディジェ川流域の平地をとりこみ、約3倍に拡張された。だが、ソアーヴェ生産の優良地域は疑いもなく伝統的な丘陵地帯であり、ソアーヴェ・クラッシコを名乗ることができる。ブドウの主役はガルガーネガで、70%以上が必須。その他ピノ・ビアンコ、シャルドネ、トレッビアーノ・ビアンコは30%未満のブレンドが可能。土壌は肥沃な火山性土壌で、特に丘陵地帯産ソアーヴェはイタリアを代表する高品質白ワインの一つとされる。いきいきした酸、複雑なミネラルを持ち、時に驚くほどの長期熟成能力を発揮する潜在能力がある。ただし、法定上限の15t/haという高収量は「品質の破壊」であり、ソアーヴェ・クラッシコの14t/ha、ソアーヴェ・スペリオーレの10t/haという「寛大な」法定収量上限は、同地のトップクラスの生産者の収量をはるかに上まわり、ソアーヴェの評価を貶めるものとなっている。