ロック・フェリーのワインはワイナリーを構えるマールボロとセントラル・オタゴに保有する4つの自社畑からうまれ、その全ての畑で有機認証を取得(BioGro)しています。醸造面においては基本的にはテクスチャーと複雑味を与えるための野生酵母をメインに採用しつつ、白ワインはフレッシュな果実感を活かすために培養酵母を併用、長期の熟成にも耐え且つ安定性をもたらすための最低限の亜硫酸の添加など、品種や熟成、目指すワインのスタイルに応じた合理的且つ適切なアプローチがとられます。
彼らが「僕たちの目的はニュージーランドの雄大な自然のもとで育つブドウに宿る個性をワインの中に表現するということ。そのために有機栽培に取り組むことは当たり前の選択だったんだ。ここは小さなワイナリーだからこそ様々な品種やプロセスに挑戦することができたし、先入観に囚われずそれぞれのワインにとってベストな方法を選択することができているんだ」と語るように、それぞれのコンセプトに合った多様なアプローチが採用されています。しかしその根底にあるものは「素晴らしいワインは素晴らしいブドウの樹からはじまる」という実にシンプルな理念なのです。